コロナ禍で在宅ワークや「おうち時間」が増え、これを機に住環境を快適にしようと家づくりを考える方が増えています。家は一生モノの財産ですが、いざ建ててみようとすると問題点や不安点も浮かび上がってくることでしょう。そこで初めての方でも失敗しないための、重視すべきポイントについてご紹介します。実際に家が出来上がってから後悔しないためにも、このサイトを参考にしてみてください。きっと理想の住まいづくりの参考になるはずです。
家づくりで失敗しないためにまず気を付けて欲しいのが「見た目だけにこだわりすぎること」です。
外観が美しい家は、外から見ていても楽しくなり、また周囲にも自慢になるものですが、実際にはその土地に合った材質で作ることが大切です。
また、家づくりの際に見た目だけにこだわりすぎて、大きく予算を超えてしまうと今後のローン返済にも重く圧し掛かってしまうため、無理のない家づくりの計画をしっかりと立てましょう。
そして建てる前に意外と気付きにくいのが「生活動線が自分達に合っているかどうか」です。
あまりにも間取りを重視してしまったため、キッチンで家事を行うお母さんがキッチンを使いづらくなったり、子供部屋を二階にしたけれど、一階で過ごすことが多いため実際には一階にしたほうがよかったなど、後から使い勝手が悪くなっては意味がありません。
今まで住んでいた家を見直して、今後の生活動線についても考えておくことが必要です。
家づくりには基本項目があり、それぞれのステップにおいてポイントがあります。
家づくりは長い期間を使って行うものになるので、いつまで完成させたいか逆算して余裕を持って準備することをおすすめします。
設計事務所での家づくりの場合、工務店やハウスメーカーなどと比較するとデザインや設計において自由度が高いので、その分期間も長くかかることが多いです。
工事着工から竣工までやることがだいたい決まっているので、大きく期間がぶれることがありません。
期間が長くなったり短くなるなら、設計事務所に相談し図面が完成する間が多いでしょう。
イメージしたものと予算が合わなかったり、設備を削って資材のグレードを下げたり、いろいろとコストコントロールを調整することが増えてくるかもしれません。
施主によって図面完成までかなりの月日を費やしてしまうケースもありますが、早く完成させたいばかりに焦ってしまう必要はないです。
じっくり検討しながら打ち合わせを重ねていき、この時期は住宅の完成に大きく影響する重要な期間になります。
建築業者は完成した図面をベースにしながら工事を行うので、図面を作成する段階においてしっかり話し合いをする必要があります。
イメージした家とかけ離れてしまわないよう、十分注意すべき期間です。
家づくりにかかるスケジュールの目安がだいたい見えてきますが、実際施主によって変わってくるケースもあります。
家づくりは人生における貴重な経験であり、理想を形にするチャンスです。家づくりほど選択する楽しみを味わえる機会はなかなかありません。
しかし選択の機会が多いだけに、時間を使いすぎる人が多いです。その家に住む時間に対して、家づくりにかける時間が長くなってしまうのです。
その防止策でおすすめなのが、住宅展示場訪問をファーストステップにすることです。住宅展示場の中でも、10社以上のハウスメーカーが集まるところは1日でかなりの情報が集まります。住宅建設の手順がよくわかっていなくても、モデルハウスに入るたびに話を聞いていれば、徐々にわかってくることもあります。
何よりも数多くのモデルハウスを見ているうちに、自分の好みを自覚できるのが利点です。ホームページやパンフレットを眺めているときにはわからない好みがはっきりすると、必要ない選択肢を早めに切れるのです。これによって決断がスピーディーになり、大切なところに多くの時間をかけられるようになります。
気管支ぜんそくとは、肺までの空気の通り道である気管支が炎症を起こし、呼吸が苦しくなる病気です。咳が止まらなくなり、ゼーゼーという音が出てしまいます。子供に多い病気であり、原因は自己免疫の異常だと言われています。体を守るための免疫機能が過剰に反応し、上記の症状が出るのです。原因のほとんどがアレルギーであり、原因となる物質が数多く報告されています。
家の中にいて問題となるのは、ハウスダストと化学物質です。ハウスダストは動物の毛やカビ、ダニなどです。これに反応することで呼吸が苦しくなります。化学物質はアセトアルデヒドが有名であり、壁紙の接着剤などから検出されます。
現在はハウスシック症候群という言葉が一般的になり、家づくりをするときはこのリスクを意識します。使われる建材の一つひとつに潜むリスクを評価して、危険性の低いものを選んでいくのです。一般的な傾向ですが、内装材を安いものばかりにするとハウスシック症候群のリスクが増します。自然材料ばかりを使った家もあるので、安全な家づくりを志向する人はチェックするといいでしょう。
家づくりをするときは災害のリスクについて考慮しなければなりません。地震や台風、土砂崩れなどの可能性を考え、可能な範囲で対策をするのです。地震対策としては耐震等級を意識して、家造りをすることです。台風が怖いならば、強化ガラスの窓を選ぶ選択肢があります。
侮ってはいけないのが水害です。夏を中心とした豪雨災害が多い時期になると、テレビニュースに水没した家が映ります。自宅が水没する可能性を無視して家づくりをすると、悪夢が現実になるかもしれません。
土地の購入から始めるのであれば、ハザードマップを見て安全な地域をターゲットにしましょう。ハザードマップには河川や湖沼の氾濫しやすさや、標高などを考慮して水害のリスクが図示されています。たとえ1級河川の堤防が決壊しても、安全なところにするのが賢明です。さらに近所の中でも標高が低い土地は避けるのがおすすめです。瞬間的な豪雨に見舞われたときに、浸水することがあるからです。値が張って基礎が高くすることも効果があります。
親子が同じエリアに住んでいるならば、二世帯同居を検討するのは当然です。うまくいけば家事の手間が半分になりますから、親にとっても子にとっても快適な生活になります。子が働きに出ている時に親が孫を預かることで、孫がトラブルに巻き込まれるリスクも低減します。
しかし完全な同居は、互いのプライバシーに入り込むわけですから、不仲になるおそれもあります。そこで家づくりの段階では本当に必要なのか、熟考するのがおすすめです。
同居ではなく二世帯住宅を選ぶこともできます。玄関は別ですが、同じ敷地内で生活しているから家事の手間が減ることに変わりありません。もちろん孫を預かることも容易ですから、トラブルのリスクを減らしながら効率的な生活ができます。
さらに近年は近居が話題になっています。歩いて行き来できる距離に住むのです。二世帯住宅以上にプライバシーを守れ、効率的な生活も実現できます。親としては孫に会えますし、体調が優れないときには助けてもらえるメリットはそのままです。この選択肢も頭に入れて家づくりをするのが賢明です。
家づくりをする際に自家発電を取り入れたいという場合には、家づくり時に導入できる自家発電の方法を知っておくことがポイントです。
最も簡単なのが太陽光発電になります。屋根などにソーラーパネルを設置し、太陽光にパネルを当てることで発電します。パワーコンディショナーを使って家庭用の電気に変換して使用する方法ですが、近年では太陽光発電を設置するときに補助金などを出してくれる自治体もあるため、家を建てる予定の自治体をチェックすることが良いとされています。
発電効率が良いとして注目されているのがガス発電です。ガスから水素を取り出して、空気中の酸素と化学反応を起こして発電させます。水素で発電させるため二酸化炭素の排出がなく、電気を作る際に発生する熱を使って急騰や暖房なども行えるようになっています。これも国からの補助金を受けられます。
家で電気を作れれば災害時の備えにもなります。また、効率よく電気を使うためには、蓄電池などを組み合わせることも効果的です。
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